ゆうちょ(かんぽ生命)の学資保険「はじめのかんぽ」の祝い金の受け取り方法や時期を解説!
子どもができると、将来必要になる学費のために学資保険に加入する方が多いのではないでしょうか?
学資保険には、たくさんの種類があり、加入する保険会社やコースによってそれぞれ特色があります。
中でも、全国の郵便局で気軽に加入できるゆうちょ(かんぽ生命)の学資保険「はじめのかんぽ」は知名度も高く、人気のある保険のひとつです。
ここでは、かんぽ生命の「はじめのかんぽ」に加入を検討されている方のために、気になる祝い金を受け取る時期や受け取り方法、祝い金を受け取るメリット・デメリットなどを詳しく解説したいと思います。
内容をまとめると
- ゆうちょ(かんぽ生命)の学資保険では祝い金が受け取れる
- 祝い金の受け取り方は「小・中・高+大学入学準備」「大学入学準備+大学在学中毎年」の2つがある
- 祝い金受け取りのメリットは「お金が必要になる時に祝い金がもらえる」「必要ない場合は据え置きできる」こと
- 祝い金受け取りのデメリットは保険会社が運用できるお金が減るので「返戻率が下がってしまう」こと
- 学資保険の祝い金プランを検討している人は保険のプロに無料相談してみるのがおすすめ
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ゆうちょ(かんぽ生命)の学資保険で祝い金を貰えるコースは全部で」と2種類
「はじめのかんぽ」には、3つのコースがあり、その中でも、祝い金を受け取ることができるのは、お子さまの進学するたびに祝い金を受け取る「小・中・高+大学入学準備コース」と大学入学準備や在学中に祝い金を受け取ることができる「大学入学準備+在学中コース」の2コースになります。
ここでは、祝い金がもらえるそれぞれのコースの特徴について詳しく解説したいと思います。
小・中・高+大学入学準備金コース
「小・中・高+大学入学準備金コース」は、小学校・中学校・高等学校の入学時にそれぞれに学資祝い金を受け取り、大学入学時には満期の保険金を受け取ることができる保険です。
保険料の払込期間は12歳・17歳・18歳から選ぶことができます。
受け取る祝い金の金額は保険の基本契約金額に応じて支払われ、小学校入学する時には5%、中学校では10%、高等学校では15%の祝い金を受け取ることができます。
そして、大学入学時に満期学資金を受け取るので、総受取金額は基本契約金額に学資祝い金を加えた金額になります。
大学入学時+在学中準備金コース
二つ目のコースは「大学入学時+在学中準備金コース」で、このコースでは、大学入学時の18~20までの3年間に祝い金として、基本保険金額の25%を受け取り、大学卒業時の21歳の時に残りの25%を受け取ることができる保険です。
大学入学から大学在学中は、中学校や高等学校時と比べると学費がかかってしまうため、大学入学時と大学在学中に祝い金を受け取ることができるのは、便利ですね。
保険料払込期間は12歳と18歳で選ぶことができます。
12歳払い込みを選ぶと、学費が本格的にかかる前に保険料を払い終えることができます。
また、大学入学時+在学準備金コースは、お子様の大学在学中にも3年間祝い金を受け取ることができるので、授業料などの毎年必要な教育費にも役立ちます。
小・中・高等学校+大学入学 準備コース |
大学入学時+大学在学中 準備コース |
|
払い込み期間 | 12歳・17歳・18歳 | 12歳・18歳 |
祝い金受取時期 |
小学校5%/中学校15%/高校45%/ |
18~20歳まで毎年25% 満期保険金 21歳 25% |
満期の年齢 | 17歳または18歳 | 21歳 |
祝い金の受け取り手続きを解説!特別な手続きは必要?
かんぽ生命の学資保険では、契約をする時にあらかじめ祝い金や満期保険金の受け取り口座を決めています。
保険料の引き落とし口座と同じ口座であれば、特別な手続きは必要ありませんが、祝い金や保険満期金の受け取りを、保険料引き落とし口座とは違う口座を希望される場合は手続きが必要になります。
祝い金は支払われたらすぐに受け取る必要はなく、祝い金を受け取る時期に金銭的に余裕があれば、そのまま据え置きしておくと、措定の利率で積み立てされるのでお得です。
受け取りの時期は、小・中・高等学校+大学入学時準備金コースの場合は、小学校入学前の12月、中学校入学前の12月、高等学校入学前の12月、大学入学前の12月の受け取りになります。
満期前に祝い金を受け取るメリット・デメリット!祝い金を受け取ると返戻率が下がる
子どもの進学や入学など、お金が必要なときに受け取ることができる祝い金は、保護者の方にとって有難いと評判です。しかし、祝い金を受け取ることで返戻率が下がることもあるのです。
ここでは、満期前に祝い金を受け取るメリットとデメリットについてお話します。
祝い金を受け取ると、入学に必要な物の購入に充てられる
進学や入学の時期には授業料の支払いをはじめ、制服を新調したり、教科書や通学定期の購入などの出費が重なります。それを毎月の家計の中から捻出するとなると大変です。
かんぽ保険の「はじめのかんぽ」の「小・中・高等学校+大学準備コース」では、小学校・中学校・高等学校・大学入学時に祝い金を受け取ることができるので、入学時のお金が最も必要な時に受け取ることができるため、非常に助かると評判です。
「大学入学時+在学中コース」では、大学の入学時と進級時の4分割で祝い金を受け取ることができます。
大学では半期ずつ学費を払込むことが多いため、一回の支払いが高額になってしまいますが、「大学入学時+在学中コース」に加入していると、大学の4年間に毎年まとまった金額が祝い金として支払われるので安心です。
また、「はじめのかんぽ」では、どのコースも払込み期間を12歳払込と、18歳払込みのどちらかを選ぶことができます。12歳で払込み終了を選ぶと、返戻率も高くなるのでおすすめです。
祝い金を受け取るデメリットは返戻率が下がること
祝い金がもらえる学資保険は、まとまったお金が必要になる入学の時期に受け取ることができるため、どの保険会社でも人気のある保険ですが、祝い金を受け取る回数が多い学資保険ほど、返戻率が下がってしまうと言うデメリットがあります。
返戻率とは、被保険者が支払う「総保険払込金額」に対して、受け取る「保険満期金額+祝い金」の割合のことを言います。計算方法は
【満期保険金額+祝い金】÷【総払込保険金額】×100=返戻率
になります。
返戻率が100%を越えていれば、支払った総保険金額よりも受け取る保険満期金や祝い金の方が上回りますが、反対に100%を切っていると、支払った保険料よりも受け取る金額が少なくなる「元本割れ」の状態にっていると言えます。
各保険会社の主な学資保険の返戻率は、フコク生命で約105%、ニッセイも約105%ですので、支払った総保険料よりも総受取金額の方が上回ります。
しかし、かんぽ生命の学資保険は返戻率が95%になり、受け取る満期保険金と祝い金よりも、総保険料支払いの方が多くなってしまう計算になります。
保険会社は、契約者から毎月支払われる保険料を運用して利益を得るのですが、祝い金を契約者に支払うことでその分の金額が運用額から減ってしまうため、返戻率が下がってくるのです。
まとめ:ゆうちょの学資保険は祝い金が魅力だが、据え置きも検討しよう
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