この記事をご覧になっている方は
「フコク生命の学資保険を解約したいんだけどデメリットはあるの?」
「解約返戻金はいくらぐらい受け取れるの?」
と疑問に思っているのではないでしょうか。
フコク生命のみならず、学資保険 を途中で解約する際にはそれまで支払ったお金が全て戻って来るわけではなく、ほぼ確実に大きく損をすることになります。
この記事では、フコク生命の学資保険を解約した際に支払われる解約返戻金額やその他解約時に伴うデメリットを紹介し、解約以外に保険料支払いを軽減するのに有効な手段を紹介します。
フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」の口コミや返戻率に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧下さい。
- 富国生命の学資保険を短期間で途中解約する場合、元本割れしてしまうリスクがあるので注意
- 詳しい解約返戻金を知りたい場合、窓口か電話で問い合わせる必要がある
- 解約手続きはまず営業者に連絡をし、その後書類を提出、解約返戻金を振り込まれて完了
- 学資保険を途中解約すると、元本割れだけでなく保障が無くなる等のデメリットもある
- 保険料が払えなくて解約を考えている場合は「払い済み保険」「減額」「自動振替貸付制度」などの方法もある
- 学資保険の解約を検討している人は、まず保険のプロに無料相談してみるのがおすすめ
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
富国生命の学資保険、解約における最大のデメリットは「解約返戻金(解約払戻金)の少なさ」
保険商品の契約を解約するとお金が返ってくることがあります。
これは解約返戻金というもので、公益財団法人生命保険文化センターによると「保険契約が解約、あるいは告知義務違反などにより解除された場合、保険契約者に払い戻す金額。生命保険会社によっては、解約払戻金などともいう。」とあります。
富国生命の学資保険を解約した場合、解約返戻金はあるのか?確認してみましょう。
解約返戻金が全くないかごくわずかなため、元本割れを起こす
学資保険は貯蓄性の高い商品のため、途中解約をした時にお金が返ってくることがあります。
富国生命(フコク生命)に限らずですが、学資保険はあらかじめ予定されている祝い金受取時期に合わせて、保険会社が資金の運用を行います。
しかし学資保険の保険料には保険会社の必要経費(手数料)も含まれており、解約時には解約返戻金から差し引かれます。
保険会社のホームページでも「学資保険では満期を待たずに解約した場合、払い込んでいる保険料よりも解約返戻金が少なくなるかごくわずかです」と記載しているのがほとんどです。
そもそも学資保険は解約を前提として契約をする商品ではありません。
学資保険は教育資金を用意するための商品ですので、解約を前提として加入することはやめましょう。
解約返戻金を受け取る際に所得税などの税金がかかる場合も
基本的に保険商品の解約で受け取る解約返戻金は、すべて一時所得となります。
払込金額に対して解約返戻金が50万円以上増えていると所得税がかかりますので、元本割れせずに解約金を受け取る際は確認が必要です。
もし50万円以上増えていた場合、解約返戻金から所得税が引かれますので金額が減る可能性があります。
現在の主な学資保険は、マイナス金利の影響で返戻率が低くなり、契約満了まで続けても50万円以上増える商品はほとんどありません。
その契約を途中解約するとしても、50万円以上は増えていませんので所得税の心配はあまりしなくても良いでしょう。
保険料払込免除など万が一の時の保障がなくなる
富国生命の学資保険には、契約者が万一の際に保険料払込免除となる特約があります。
学資保険の解約をすると契約と共にこれらの保障もなくなります。
もし契約者の保障として学資保険の特約に期待をして加入していた場合、新たな保障として別の保険加入も考えなくてはならないでしょう。
家庭の保険加入状況はさまざまですが、解約をすれば保険のバランスが崩れます。
保険は家族の未来を守る商品です。
払込が難しいなどのケースでは、解約を回避する方法もあります。
解約回避の方法については次項以降で紹介しますので、参考にしてみてください。
年齢によっては学資保険の契約を復活させることができない
学資保険に限らずですが、一度解約した保険商品の契約は復活させることができません。
解約後、別のタイミングで再度契約し直そうと考える方もいるかもしれませんが、契約者、被保険者ともに初めの契約時から年齢が上がっているため、同じ保険料や保障で新たに加入することは難しいです。
富国生命(フコク生命)の学資保険「みらいのつばさ」では、被保険者の加入が可能な年齢は0-7歳までとなります。
再加入を考える際に、被保険者が7歳を超えていると加入はできないため、学資保険入り直しのために解約することは得ではないでしょう。
富国生命(フコク生命)の学資保険の解約前にできること!解約以外の手段を紹介
一般的に学資保険を解約をすることは、元本割れや保障の消滅などがあり得策ではありません。
それでも解約しかないと諦める前に、解約以外の方法について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
契約者貸付制度を利用する
解約返戻金のある保険商品では、契約者貸付制度を利用することができます。
契約者貸付制度は、その時点での解約返戻金の範囲内であれば、資金の貸し付けを受けられるという制度です。
どうしても一時的に資金が必要になった際は、手続き前に保険会社へどれくらい貸し付けを受けられるのか確認をしてみましょう。
契約者貸付制度は、返済期限はなく手続きも簡単ですが、解約返戻金の範囲を超える貸付はできません。
また貸付金に対しては所定の金利が発生することも覚えておきましょう。
減額(一部解約)を行う
学資保険では契約をすべて解約せずに、一部だけ解約をすることも可能です。
減額(一部解約)は、学資金の金額や満期保険金の金額を下げてプランの変更をすることができます。
受け取れる学資金額などの保障額は下がりますが、契約を解約しなくて済みますので安心ですね。
また減額した部分に対しては、その時点で計算された解約返戻金がある場合もあるでしょう。
契約時のプランによっては、すでに最低限の学資金設定にしているなどの理由から減額できないケースもあります。
保険料の負担を感じて解約を考えた時は、まずは保険会社へ減額プランの計算をしてもらいましょう。
払い済み保険に移行する
学資保険は保険料の払込を止める手続きをすることで、契約を払い済み保険へ変更することができます。
払い済み保険は、契約を解約せずに満期まで契約を続けることが可能で、満期保険金も受け取れるため、解約をするよりもお得です。
一見すると好条件に見える払い済み保険ですが、変更にあたっては注意が必要です。
払い済み保険は、それまでの払込保険料に応じて満期保険金などが再計算されます。
付加されている特約は消滅し、保険料の払込を止めるため保障額も減ります。
契約時の保障をそのまま継続することはできません。
また保険会社によっては学資保険を払い済みに変更できないケースもありますので、まずは確認してみましょう。
自動振替貸付制度を利用する
学資保険や個人年金のように貯蓄性の高い保険商品では、保険料の払込が滞った際に解約返戻金の範囲内で保険料の立替をしてくれる制度(自動振替貸付制度)があります。
自動振替貸付制度の適用前には、契約者へ保険料の払込猶予期間について通知が届きますが、それでも支払いがなかった場合、契約を継続させるために保険会社が立替を行います。
契約者にとっては親切な制度と感じるかもしれませんが、この制度では立替された保険料には利子が発生するという注意点があります。
また、そもそも解約返戻金がない状態ですと自動振替貸付制度の適用とはなりません。
もし自動振替貸付になった際は、利子が増える前に早めの対処をしましょう。
特約(医療保障)を外すなど保険契約を見直す
学資保険の解約前に検討しやすいのが、特約を外して保険料の負担を抑えるという方法です。
学資保険加入時に、医療保障などを特約として付加しているプランであれば、特約のみ解約することで保険料を下げることができます。
ただし初めから医療保障や育英年金などの特約が付加されていない契約では、この見直しを行うことができないため注意が必要です。
取り外せる特約がないプランに加入している場合は、減額など別の方法を検討してみましょう。
富国生命の学資保険を解約する時の必要書類と手続きを解説
さまざまな方法を紹介しましたが、それでも解約を選択しなければならない時もあるでしょう。
ここからは実際に富国生命の学資保険を解約する時の手続き方法について解説します。
解約手続きの流れ
富国生命の学資保険を解約する際の手続きの流れは以下の順番です。
1.営業担当者(お客さまアドバイザー)または、お客さまセンターへ連絡
2.手続書類を受け取り、期日までに提出(手渡しまたは郵送)
3.書類に不備がなければ手続きが完了
4.解約返戻金があれば振込
手続きは難しいものではありませんが、必要書類を不備なく提出しないと解約まで時間がかかりますので気を付けましょう。
また解約で気になるのが営業担当者へのペナルティです。
契約から一定期間経過している場合は、大きなペナルティとしない保険会社がほとんどですが、いずれにしても何らかしらのペナルティはあると覚えておきましょう。
解約に必要な書類
学資保険の解約手続きをスムーズに進めるためにも、必要書類一式は不備なく提出しましょう。
富国生命の学資保険を解約する際に必要な書類は、解約請求書と本人確認書類です。
解約請求書は、富国生命へ解約を申し出た後に手渡しまたは郵送されます。
書類は必要箇所へ契約者本人が記入をし、本人確認書類を同封するのが一般的です。
本人確認書類は、運転免許証や健康保険証などのコピーが必要となりますので、添付忘れに注意してください。
解約請求書には有効期限がありますので、書類が届いたら早めに手続きを行いましょう。
富国生命の学資保険を途中解約した時の「解約返戻金(解約払戻金)」はいつ受け取れる?額は計算できる?
学資保険の解約をする際に確認したいのが、解約返戻金の有無です。
解約返戻金は元本割れがほとんどですが、少しでも返ってきたら嬉しいですね。
この項目では、解約前に確認することができるのか?詳しく紹介します。
解約返戻金の金額はいくらか計算はできる?
富国生命の学資保険を解約する前に、解約返戻金がどれくらいあるのか確認することは難しいです。
保険の契約は加入状況によってプランが変わり、加入後は個人のオリジナルプランとなります。
そのため一般的なデータを用いて解約返戻金の試算を出すことは困難でしょう。
保険会社は毎年契約者へ加入状況のお知らせを送っています。
保険会社にもよりますが「現時点での解約金額の案内」という内容を含むケースもありますので、お知らせが届いたら確認してみましょう。
どうしても詳しい金額が知りたい場合は、営業担当者やお客さまセンターなど窓口で確認することができます。
契約者からの連絡と証券番号が必要となりますので、準備をしておきましょう。
解約返戻金はいつ受け取れる?
手続きのスケジュールにもよりますが、解約返戻金は解約日から1週間から10日以内で振込されることが多いでしょう。
解約日は手続書類に不備がなく、保険会社または代理店が受領した日です。
振込の確認は通帳記帳をして必ず確認をしましょう。
保険会社によっては窓口で解約返戻金を受け取れることもあります。
もし振り込みがいつになるのかすぐに知りたい場合は、お客さまセンターなど窓口へ連絡をして確認することも可能です。
お客さまセンターでは「〇日に振り込みます」など具体的な案内を受けられることが多いため、まずは電話で確認してみましょう。
まとめ:富国生命の学資保険、解約返戻金のための解約はすべきでない
富国生命(フコク生命)の学資保険を解約する際に、気を付けたいポイントや手続きでの注意点について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の記事のポイントは、次のようになります。
- 学資保険の途中解約は元本割れするため、デメリットが大きい
- 学資保険は解約をせずに保険料の負担を抑える方法がある
- 解約返戻金の金額は保険会社へ問い合わせると確認できる
保険料の払込期間が長い契約では、家庭の状況の悪化などにより解約を考えるケースもあるでしょう。
しかし学資保険のように貯蓄性の高い商品では、途中解約することに旨みがありません。
解約以外にも学資保険を続ける方法がありますが、契約時に保険料を払い続けられる金額で設定をすることが継続への近道となります。
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