学資保険は5歳から入れる?5歳や6歳でも加入可能なおすすめの学資保険をランキング形式で紹介

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5歳から入れる学資保険をランキング形式で紹介!学資保険以外の方法も紹介

お子さんのいらっしゃるご家庭では、学資保険への加入を検討している方も多いのではないでしょうか。

生まれてすぐに加入される方もいらっしゃる中、例えば、4歳から6歳など幼稚園のお子さんをお持ちの方でもまだ加入していない方は、少し不安を感じていらっしゃるかもしれません。

もちろん、0歳から加入する方がメリットはありますが、それ以降でも入れる学資保険でもお得なものもあるのです。

そこでこの記事では、

  • 5歳から入れる学資保険のおすすめランキング
  • 学資保険以外で教育費を準備する方法

をわかりやすく解説していきます。

5歳から入れる学資保険を探している方には、具体的な保険を選択肢として検討することができますし、学資保険以外にも目を向けて教育費の準備方法を検討することもできます。

是非最後までお読みいただき、ご自身にあった学資保険、または他の準備方法なども選択肢として検討していただければと思います。

5歳からでも加入できるおすすめの学資保険ランキング

それでは早速、5歳から加入できる学資保険のランキングを確認していきましょう。

どのような学資保険がランクインしているか、見ていきましょう。

第1位:富国生命の「みらいのつばさ」

第1位は、富国生命の「みらいのつばさです。

「みらいのつばさ」には、主に以下のような特徴があります。

  1. 保険金の受けとり、保険料の払い込み方法を選択できる
  2. 契約者に万一のことがあった場合の保障がある
  3. 2人目から兄弟割引が受けられる

まず、1の保険金の受け取りに関しては、ステップ型とジャンプ型の2つから選択することができます。

  • ステップ型
    お子さんの入学時や成人時などの節目の際に祝い金、22歳の満期に満期保険金、それぞれ受け取れる
  • ジャンプ型
    大学入学前と22歳の満期時に保険金を受け取れる

また、保険料の払い込み方法に関しては、11歳、14歳、17歳の3つから選択することができます。

お子さんが5歳で加入する場合、ステップ型とジャンプ型で、契約者年齢:30歳、払い込み期間11歳・14歳・17歳、受け取り総額:200万円、兄弟割引なしの場合の内容を比較してみます。

ステップ型

払い込み期間 11歳まで 14歳まで 17歳まで
月額保険料 26,687円 18,029円 13,760円
払い込み保険料総額 1,921,464 円 1,947,132 円 1,981,440 円
返戻率 104.0% 102.7% 100.9%

ジャンプ型

払い込み期間 11歳まで 14歳まで 17歳まで
月額保険料 26,621円 17,985円 13,727円
払い込み保険料総額 1,916,712 円 1,942,380 円 1,976,688 円
返戻率 104.3% 102.9% 101.1%

ステップ型もジャンプ型も、払い込み期間が短い方が月額保険料は高いですが、返戻率が高くなっています。

また、ジャンプ型はステップ型に比べて、月額保険料は安く返戻率が高くなっています。

次に、2の保障に関してですが、契約者が死亡や高度障害の状態になった時には、以降の保険料の払い込みは免除となり、保障はそのまま継続されます。

そして、他の学資保険では見られない「みらいのつばさ」の大きな特徴が、3の2人目から兄弟割引が受けられることです。

割引率は、満期保険金100万円あたり、月額保険料100円の割引となります。

一見少額に見えるかもしれませんが、何年も保険料を払い続けることにより、最終的な割引額は大きくなっていきます。

この兄弟割引があることで、「みらいのつばさ」に加入する方もいらっしゃるようですよ。

第2位:日本生命の「ニッセイ学資保険」

第2位は、日本生命の「ニッセイ学資保険」です。

日本生命の「ニッセイ学資保険」の人気の理由は、保険期間返戻率が他の学資保険よりも良い条件であることです。

親と子の年齢、小・中・高などの入学時にもらえる祝い金の有無、払い込み期間、月払い、年払いなどの支払方法の組み合わせによって、最大の返戻率は108.9%になります。

ここでは、お子さんが5歳で加入する場合の内容を見てみましょう。

契約者:男性30歳、学資年金開始年齢:18歳、月払い/年払い、受取総額:300万円(こども祝金なし)で、それぞれの内容を比較してみましょう。

払い込み期間 5年 10年 18年
保険料支払方法 月払い 年払い 月払い 年払い 月払い 年払い
保険料 47,900円 572,570円 24,240円 289,740円 18,840円 225,190円
保険料総額 2,874,000円 2,862,850円 2,908,800円 2,897,400円 2,939,040円 2,927,470円
返戻率 約104.3% 約104.7% 約103.1% 約103.5% 約102.0% 約102.4%

月払いよりも年払い、払い込み期間は短い方が返戻率は高くなっています。

108.9%とまではいきませんが、5歳から加入しても最大で104.7%の返戻率になることがわかります。

その他にも、日本生命の「ニッセイ学資保険」には以下のような特徴があります。

  • 契約者が万一の場合、以下の保険料の払い込みが免除され、保障はそのまま続く
  • 24時間365日無料で、育児やお子さんの健康相談が電話でできる

短い払い込み期間中に集中して保険料を払っていける方には、高い返戻率の日本生命の「ニッセイ学資保険」をおすすめします。

第3位:明治安田生命の「つみたて学資」

第3位は明治安田生命の「つみたて学資」です。

その特徴からみていきましょう。

  • 保険料の払い込みは、最も長いプランでも15歳まで
    15歳の他に、10歳で払い込みを終了するプランもあり
  • 契約者が万一の場合、保険料の払い込みは免除される
    契約者が死亡・高度障害の場合、以降の保険料の払い込みは免除され、保障はそのまま続く
  • 受取総額を300万円に設定した場合、受け取り率がアップする
  • 最高の返戻率は、業界トップクラスの109%
    契約者:30歳男性、お子さん:0歳、10歳払込満了、21歳満期の場合、返戻率109%となる

5歳で加入する場合の内容を見てみましょう。

契約者は30歳男性、払い込み期間15歳まで、21歳満期の場合で、受け取り総額200万円/300万円で、それぞれ比較してみます。

受け取り総額 200万円 300万円
月額保険料 16,365 円 24,323 円
保険料総額 1,963,800円 2,918,760円
返戻率 101.8 % 102.7 %

受け取り総額が300万円の方が、高額割引が適用されて保険料が安くなるので返戻率が高くなっています。

家計に余裕がある場合は、総額を300万円にして積み立てていく方がよいでしょう。

5歳の加入では返戻率は上の表のとおりですが、家計に余裕がある方で0歳のお子さん(兄弟なども)がいるご家庭では、109%の返戻率を得ることも可能ですね。

第4位:JA共済の「こども共済」

第4位はJA共済の「こども共済」です。

JA共済の「こども共済」には、大きく2つの種類があり、貯蓄性の最も高い「学資応援隊」、貯蓄と保障機能の備わった「にじ」と「えがお」があります。

これらの主な違いは、

  • お祝い金の有無
  • 学資金の受け取り時期
  • 子どもの保障の手厚さ

が挙げられます。

まず「学資応援隊」ですが、払い込み期間中のお祝い金がなく、子供の死亡や後遺障害などの保障が最も低くなっています。

一方で、他の2つに比べて返戻率は高めに設定されています。

また、学資金の受け取り時期は、払い込み終了後から満期前の5年間で1/5ずつ受け取ることになります。

そのため、大学入学時など最も大きいお金が必要な時にも、等分の学資金しか受け取れないという側面もあります。

次に「にじ」と「えがお」についてですが、こちらは払い込み期間中に各学校の入学時に「お祝い金」を、残りを満期に受け取る仕組みになっており、実際の使い勝手がよいといえるでしょう。

子供の保障については、「学資応援隊」よりも手厚く設定されており、「えがお」は「にじ」よりもさらに保障金額が高くなっています。

ただし、その分、返戻率は「学資応援隊」よりも低くなっており、どちらも返戻率は100%を割ってしまいます。

5歳で加入した場合のそれぞれのプランを、契約者:男性30歳、共済金:300万円、払い込み期間:18歳、満期:22歳(学資応援隊)/18歳(にじ・えがお)、月払い/年払い、養育年金特側:なしの場合で比較してみます。

月払い 年払い
掛金 払い込み総額 返戻率 掛金 払い込み総額 返戻率
学資応援隊 19,713円 3,075,228円 97.5% 226,695円 2,947,035円 101.7%
にじ 20,322円 3,170,232円 94.6% 233,706円 3,038,178円 98.7%
えがお 21,243円 3,313,908円 90.5% 244,278円 3,175,614円 94.4%

このように返戻率が最も高いのは、「学資応援隊」で掛金を年払いにする場合の101.7%で、その他のプランの場合は、100%を切り、元本割れを起こしてしまいます。

ちなみに上の表は払い込み年齢を18歳にしていますが、「学資応援隊」は払い込み年齢を11歳から18歳まで選択でき、加入年齢5歳の場合、払い込み年齢を11歳、年払いにした返戻率は104.6%と最も高くなります。

また、JA共済は非営利団体であるため、年度末の決算時で余剰金が出た場合は、割戻金として契約者に還元されることもメリットのひとつです。

第5位:第一生命の「こども応援団」「ミッキー」

最後にご紹介するのは、第5位の第一生命の「こども応援団(A型)」と「ミッキー(B型)(C型)」です。

通常、学資保険の返戻率は保障機能が備わっている場合、100%を切るなど低く設定されているものが多いのですが、第一生命の「こども応援団」と「ミッキー」は、保障機能を備えつつも返戻率が100%を割らないという点が大きな特徴です。

貯蓄と保障の両方を求める方にとって、おすすめの学資保険です。

「こども応援団(A型)」と「ミッキー(B型)(C型)」の主な違いは、

  • 契約者の加入年齢
  • 保険料払込免除特約の有無
  • 加入審査の有無

などです。

「こども応援団(A型)」は、18~65歳まで加入でき、加入時の審査が必要です。

また、保険料払込免除特約の対象範囲が最も広く、死亡以外にも三大疾病や所定の要介護状態、身体障害状態もカバーされています。

「ミッキー(B型)」も「こども応援団(A型)」同様に、18~65歳まで加入でき、加入時の審査が必要です。

しかし、保険料払込免除特約の対象範囲は死亡のみが対象となっています。

「ミッキー(C型)」は、18~99歳まで契約可能で、加入時の審査も必要ありません。

従って、祖父母の方や健康状態に不安のある方も比較的契約しやすいといえます。

ただし、保険料払込免除特約はありません。

これら3つのプランの内容を、契約者:男性30歳、被保険者:0歳、払い込み期間:15歳まで、受取時期:18歳から22歳まで5年間、学資金基準金額:60万円、満期保険金額:300万円の場合で比較してみます。

月額保険料 払い込み保険料総額 返戻率
こども応援団A型 16,525円 2,974,500円 100.8%
ミッキーB型 16,323円 2,938,140円 102.1%
ミッキーC型 16,226円 2,920,680円 102.7%

※ 0歳以外の年齢の見積もりは、ネットなどでの依頼が必要です。

保険料払込免除特約のない「ミッキー(C型)」の返戻率が最も高く102.7%となっていますが、保険料払込免除特約の対象範囲が最も広い「こども応援団(A型)」でも100%以上となっています。

貯蓄機能と保障機能の両方を希望する方には、「こども応援団(A型)」を検討することをおすすめします。

5歳から学資保険に加入する以外に学費を積み立てる方法

5歳からでも加入できる学資保険のランキングをご紹介してきましたが、お子さんの教育費を準備する方法は学資保険以外にもあります。

どのような方法があるか、以下で具体的に解説していきますので気になるものがあるかチェックしてくださいね。

5歳から学資保険に加入すると返戻率が下がることも

通常、学資保険は加入年齢が低いほど、満期までの運用期間が長くなるため返戻率は高く設定されています。

従って、5歳で加入するよりも、それ以前の年齢で加入する方が返戻率は高くなります。

一例として、0歳と5歳で加入した場合の保険料や返戻率を、ランキング第1位の富国生命の「みらいのつばさ」のジャンプ型で比較してみます。

契約者は30歳男性、被保険者は0歳/5歳、22歳満期の場合で、受け取り総額200万円、払い込み期間11歳/14歳/17歳までの場合です。

加入者年齢 0歳 5歳
払い込み期間 11歳まで 14歳まで 17歳まで 11歳まで 14歳まで 17歳まで
月額保険料 14,354円 11,467円 9,614円 26,621円 17,985円 13,727円
払込保険料総額 1,894,728円 1,926,456円 1,961,256円 1,916,712円 1,942,380円 1,976,688円
返戻率 105.5% 103.8% 101.9% 104.3% 102.9% 101.1%

このように、返戻率は0歳の方が5歳よりも、各払い込み期間の11歳・14歳・17歳とも1%前後程度高くなっています。

1%と言っても受取額が200万円の場合、支払う保険料は総額で2万円前後変わってきますし、受取額が大きくなれば、その差はさらに広がります。

従って可能であれば、お子さんの年齢が低いうちに加入しておく方がよいでしょう。

低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険とは、保険料払い込み期間中に途中解約した場合の返戻率が低く設定されている代わりに、保険料が割安に設定されている保険のことです。

途中解約した場合、概ね70%程度の返戻率になってしまいますが、払い込み期間が終わった後に解約すれば、100%以上の返戻率となります。

従って、払い込み期間を過ぎてから解約することで、通常の終身保険よりも割安の保険料で多くの保険金を受け取ることができるのです。

また、もうひとつのメリットとしては、学資保険のように満期で受け取りせずにそのまま据え置くことができ、その場合、解約返戻率はさらに高くなります。

さらに、全額解約しなくても必要性に応じて一部のみ解約するなど、状況に応じた対応が可能など、自由度の高い対応が可能なのです。

個人向け国債

個人向け国債とは国が発行する個人向けの債権のことで、破綻などのリスクが少なく、資産運用が初めての方に向いている安全性の高い運用方法です。

主に以下のようなメリットがあります。

  • 元本割れしない
  • 銀行の定期預金などよりも、利回りがよい(変動金利と固定金利があり、どちらも最低保障は年率0.05%)
  • 1万円から購入可能
  • 国が発行しているので安全性が高い
  • 変動金利の場合、インフレリスクがない

一方、デメリットには

  • 学資保険よりも金利が低い(変動金利と固定金利があり、どちらも最低保障は年率0.05%)
  • 発行してから1年間は解約できない

などがあります。
個人向け国債は、教育資金の準備に限らず、一般的に資産の運用方法として安全性が高いため、リスクを取りたくない方におすすめの方法です。

NISA・つみたてNISAなどの投資信託

自分で資産を運用して増やしてみたい、と考える方にはNISAやつみたてNISA、子供向けのジュニアNISAがおすすめです。

ご存知の方も多いと思いますが、それぞれ対象の投資信託などを購入して運用していくもので、運用して得られたリターンが非課税となることが大きなメリットです。

つみたてNISAとジュニアNISAをの概要を見てみましょう。

ジュニアNISA つみたてNISA
年齢 0歳から19歳 20歳以上
年間投資額 80万円まで 40万円まで
期間 5年間 20年間
運用・管理 親などの親権者 本人
資産引き出し 18歳まで引き出し不可 いつでも可

このようにそれぞれ違いがありますが、特にジュニアNISAの場合、18歳まで引き出しすることができません。

しかしその分、大学入学までに教育費を強制的に貯めていくことができるともいえます。

デメリットとしては、ジュニアNISAもつみたてNISAも運用によっては元本割れするリスクがあることです。

ですので、敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

その場合例えば、児童手当を資金として運用してみることから始めてみてもよいかもしれませんね。

まとめ:5歳から入れる学資保険はある!加入するなら早めがおすすめ

5歳から入れる学資保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

最後に主な内容をもう一度おさらいしておきましょう。

  • 5歳から入れる学資保険のおすすめランキングは
    第1位:富国生命の「みらいのつばさ」
    第2位:日本生命の「ニッセイ学資保険」
    第3位:明治安田生命の「つみたて学資」
    第4位:JA共済の「こども共済」
    第5位:第一生命の「こども応援団」「ミッキー」
  • 子供の加入年齢が早いほど、返戻率が高い
  • 学資保険の他に、教育費を準備する方法は
    一般の終身保険よりも保険料が割安な、低解約返戻金型終身保険
    リスクの少ない個人向け国債
    自分で運用したい方は、NISA・つみたてNISA

どんな方法で教育費を準備するにしても、ある程度の長い時間が必要になります。

返戻率を上げて効率的に準備するためにも、学資保険に加入するのであればできるだけ早いタイミングでの加入を検討する方がよいでしょう。

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