明治安田生命の学資保険「つみたて学資」の返戻率シュミレーション!口コミ/評判も紹介

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子供の妊娠・出産をきっかけに学資保険への加入を検討し始める方は多くいます。

特にこの記事をご覧の方は、明治安田生命の学資保険「つみたて学資」の加入を検討されているのではないでしょうか?

明治安田生命の「つみたて学資」は2016年の販売開始以降100万件以上の契約件数を獲得するなど、人気の学資保険となっています。

しかし、マイナス金利の影響を受けて販売停止になったことをご存知の方は、子供の大切な教育資金なのに本当に大丈夫?と不安を抱えているのではないでしょうか。

実は明治安田生命の学資保険は、学資保険の中でトップクラスの返戻率(戻り率)を誇り、子供の教育資金の準備に適したおすすめの学資保険なのです。

このように、インターネット等で保障内容の概要は知ることができても、実際に加入している人の口コミや評判を見たり、メリットや・デメリットを比較することは難しいのではないでしょうか?

そこでこの記事では保障内容、返戻率や保険料の比較シュミレーション、「つみたて学資」の口コミや評判などを詳しく解説していきます。

その他にも返戻率を上げる方法や、他の学資保険との返戻率・保険料の比較も紹介しています。

明治安田生命の学資保険に加入を検討している方、加入前に複数の学資保険を比較検討したいという方におすすめな記事となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

明治安田生命が過去に販売停止になった理由が知りたいという方は以下の記事も併せてご覧ください。

関連記事:明治安田生命の学資保険が販売停止に?返戻率低下や値上げの原因を解説

 

内容をまとめると

  1. 明治安田生命の学資保険「つみたて学資」はトップクラスの返戻率を誇る学資保険
  2. 明治安田生命の学資保険の返戻率が高い秘訣は「払込期間が短いこと(短くできること)」
  3. 明治安田生命の学資保険のメリットは「返戻率の高さ」「充実の学資保険加入者専用サービス」「一括払いができる」
  4. しかし、「医療・入院特約が無い」「払込期間が短い分、保険料はやや高め」というデメリットがある
  5. 明治安田生命の学資保険は返戻率重視で、大学入学前に確実に保険金を受け取りたい人におすすめ
  6. 明治安田生命の学資保険を検討している人は、まず保険のプロに無料相談してみるのがおすすめ
  7. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!

明治安田生命の学資保険、「つみたて学資」の保障内容は?保険料も払込

期間ごとにシュミレーション

明治安田生命のつみたて学資の加入を検討するなら、保障内容や加入条件など気になる点が色々ありますよね。

ここでは、つみたて学資がどんな特徴の学資保険なのか詳しく解説するとともに、プランごとの保険料もシュミレーションしていきます。

<明治安田生命「つみたて学資」保障内容>

明治安田生命「つみたて学資」
契約者年齢 18~45歳
被保険者年齢 0~6歳(被保険者が3~6歳だと親契約者は40歳まで)
満期年齢 21歳
学資金受取時期 18・19・20・21歳
保険料払込期間 一括・10・15歳(被保険者が満2歳以上の場合15歳)
保険料払込方法 月払い・半年払い・年払い・一括払い
保険料払込経路 口座振替・払込票での送金・店頭持参
出生前加入 出産予定日の140日前から可能
加入審査 告知書を提出
育英年金 なし
医療保障 なし
最大返戻率 109%

※最大返戻率は、契約者30歳男性、被保険者0歳の場合

保険料の払込が10歳か15歳までで終わるお得な学資保険

学資保険の払込期間はほとんどの場合、子供の年齢が18歳頃まで支払うことが多いです。

しかし、明治安田生命のつみたて学資は、10歳か15歳までの短期間で払込が完了するお得な学資保険です。

払込期間が短いと、保険会社が保険料を全て加入者から受け取り終わってから学資金を加入者に支払うまでの資金が長くなります。

そのため、保険会社が資金を長期間運用することが可能になり、より高い返戻率を確保できるのです。

ただし、保険料払込期間を選択する際に注意すべきなのが、契約者(親)と被保険者(子供)の契約可能年齢です。

契約可能な年齢を表にまとめました。

契約者(親)の年齢 18歳~45歳 18歳~40歳
被保険者(子供)の年齢 0歳~3歳未満 3歳~6歳
保険料払込期間 10歳まで・15歳まで 15歳まで

契約者が45歳まで加入は可能ですが、子供(被保険者)の年齢が3歳以上の場合は、親が40歳までしか契約ができない制度になっているため注意が必要です。

また、同様に子供が3歳以上の場合は、保険料払込期間も15歳までしか選ぶことができません。

年齢制限が原因で加入できないという状況を避けるためにも、なるべく若いうちに契約するのがおすすめです。

教育資金・満期保険金を合計4 回に渡って受け取れる

「明治安田生命つみたて学資」ホームページより)

この「つみたて学資」は、祝い金を4回に渡って受け取れるというのが特徴です。

大学入学時から4回受け取ることができるので、教育費の中でも最もお金がかかると言われている大学入学金、毎年の学費に備えることができます。

この教育資金や満期保険金は、子供が満18歳、満19歳、満20歳(子供の誕生日が10月2日から4月1日の間にある場合は、満17歳、満18歳、満19歳)の各年齢の誕生日以後、最初の10月1日に受け取れることになっています。

そのため、AO入試や推薦入試など、受験シーズンよりも早めにお金が必要になる場合にも対応して早めに教育資金を受け取ることができるので安心です。

保険料の払込方法は月払い、半年払い、年払い、一括払いから選べる

明治安田生命のつみたて学資の保険料払込方法は、月払い半年払い年払い一括払いの4種類の中から選択することが可能です。

支払方法 特徴
月払い 毎月1回支払う
半年払い 半年に1回支払う
年払い 毎年1回支払う
一括払い 全保険期間にかかる保険料を契約時に支払う

その支払い方法にもメリット・デメリットがあるため、貯蓄や家計の状況を考えて選択するようにしましょう。

例えば、月払いは一回に支払う保険料の金額は他の支払い方法と比較して少ないものの、支払う保険料の総額自体は変わらないため、支払い期間が長くなるというデメリットがあります。

半年払いや年払いになると一度に支払う金額が増えるので、家計を圧迫しないかをよく確認する必要があります。

また、一括払いは一度に数百万円もの保険料を支払うことになるので、それ以降の保険料の支払いはありませんが、預貯金に余裕がなければ難しい支払い方法と言えます。

保険料払込免除や、死亡給付金の支払いが受けられる

教育資金の貯蓄だけでなく契約者や被保険者の万が一にも対応しているのが明治安田生命の学資保険の特徴です。

この「つみたて学資」では、契約者である親が「死亡した時や所定の身体障害表の第1級もしくは第2級の障害状況に該当したとき」それ以降の保険料の払込が免除されます。

この保険料払込免除は、保険料が免除となるのはもちろんですが、教育資金や満期保険金などの保障内容はそのまま継続することができます。

起きてはほしくないものの、万が一への対策があれば安心ですね。

親の万が一の時には保険料払込免除がありますが、被保険者である子供が死亡した場合は、死亡給付金があります。

保険料払込期間中か学資年金受け取り期間中かによって、受け取れる死亡給付金の計算方法は異なりますが、死亡給付金を受け取った後は契約が消滅するため、教育資金や満期保険金の支払いがないことも覚えておきましょう。

契約者貸付制度や保険料の自動振替貸付制度がある

契約者が病気や怪我で仕事を休職したり、転職で収入が下がったりした時に、保険料の支払いが困難になってしまう場合もあります。

その場合、すぐに学資保険の解約を考えてしまいがちですが、明治安田生命では契約者貸付制度保険料の自動貸付制度があるため、解約してしまう前にそれらの利用を検討してみましょう。

どちらも貸付制度と名称が付いていますが、それぞれ以下の特徴があります。

制度名 特徴
契約者貸付制度 契約者からの申し込みで、明治安田生命から借入
自動振替貸付制度 振り込み期日を過ぎても入金がない場合、明治安田生命が自動的に保険料を貸付

契約者貸付制度は、お金が必要になった際に明治安田生命から所定の利息で借り入れを受けることができるというものです。

貸付金額は1,000円以上、主契約の返戻金の90%までと定められており、全額もしくは一部返済で返済するか、返済が無い場合には、借り入れた合額額が差し引かれた分の教育資金や満期保険金、死亡給付金を受け取ることになります。

(解約返戻金とは、生命保険文化センターによると「保険契約が解約、あるいは告知義務違反などにより解除された場合、保険契約者に払い戻す金額。生命保険会社によっては、解約払戻金などともいう。」となっています。)

保険料の自動振替貸付制度は、契約の効力が失われないように明治安田生命が自動的に保険料のを立て替えて貸付してくれるというものです。

契約者から予め不要との申し出があった際には、自動振替貸付制度は利用できないので注意しましょう。

また、これら2つの制度で借り入れた合計額が、返戻金の額を超える場合には、定められた方法でその金額分を支払う必要があります。この時支払いをしないと、契約は明治安田生命が指定した期日の翌日から効力を失い、その後の復活もできなくなるので覚えておきましょう。

保険料の支払いが厳しくなった時にすぐに解約するのではなく、利用できる制度が整っているので、安心して契約ができますね。

つみたて学資の保険料比較シュミレーション

毎月毎年支払う保険料が何年も支払い続けることで、満期の時には子どもの進学を支える大きな資金になります。

その上で、どのプランの学資保険が最もお得になるのか気になるところですよね。

つみたて学資のそれぞれのプランごとの保険料をシュミレーションしました。

下記の条件で比較しています。

<契約条件>
契約者:30歳男性
被保険者:0歳
払込方法:月払い

総受取金額 300万円 200万円
払込期間 10歳 15歳 10歳 15歳
保険料 23,640円 15,995円 15,910円 10,814円
総払込保険料 2,836,800円 2,879,100円 1,909,200円 1,946,520円

実は、明治安田生命のつみたて学資は、払込期間だけでなく総受取金額によって返戻率に差が出てくるのです。

基準保険金額が70万円以上の契約で総受取金額が300万円になる契約なら、高額割引が適用されるため払い込む保険料の金額自体は200万円の時よりも高いですが、返戻率はより高くなります。

基準保険金額とは、18歳~21歳まで毎年受け取る学資年金の金額のことを指し、これが教育資金や満期保険金支払いの基準となります。

毎月の保険料は増えますが、子供の進学に備えるためにもより返戻率が高い契約を検討してみましょう。

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」の返戻率は最大109.0%と業界トップクラス!返戻率をシュミレーション

そもそも学資保険でよく目にする「返戻率」や「元本割れ」とはどのようなものかご存知でしょうか?

学資保険の返戻率とは、払い込んだ保険料に対して、どれくらいの保険金(学資金・祝い金ともいう)を最終的に受け取れるかを示す割合のことで、

返戻率=受け取れる祝い金や満期保険金の総額÷払い込んだ保険料の総額×100

という式で求めることができます。

この式で出た値(=返戻率)が100%を超えているなら、払い込んだ保険料よりも多い金額が最終的に受け取れるのでお得ということになります。

一方、返戻率が100%を切っていれば「元本割れ」となり、保険会社に払い込んだ保険料よりも少ない金額しか受け取れないため損になってしまします。

明治安田生命の学資保険の「つみたて学資」は返戻率が最大で109.0%という学資保険業界ではトップクラスの数字を誇っています。

銀行にお金を預けているだけでは、これほどの貯蓄性は望めない低金利の時代です。

全て公立に進学したとしても、約1000万円はかかる子供の学費に備えるなら、学資保険で準備するのが最善策です。(文部科学省「平成21年度文部科学白書」

まずは、つみたて学資の保険料の払込期間を比べながら、シュミレーションして返戻率を詳しく見ていきましょう。

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」、保険料払込期間ごとの返戻率の比較

子供が年齢を重ね、中学校や高校に進学する時期には、学用品や制服を買い揃えたり授業料を支払ったりと何かとお金がかかります。

中でも、最もお金がかかる時期が大学進学時です。

学資保険は、大学進学に必要なお金を見据えて満期受取金額を設定し、契約する場合がほとんどです。

そのため、満期受取金額が200~300万円の契約を目安にしましょう。

明治安田生命のつみたて学資の返戻率を下記の条件でシュミレーションしてみました。

<契約条件>
契約者:男性30歳
被保険者:子供0歳
学資年金開始年齢:18歳
基準保険金額:75万円
受取総額:300万円

払込期間 契約時に一括支払い 10歳 15歳
返戻率 109.0% 105.7% 104.1%

この表から、払込期間が短いほど返戻率が高くなるのがわかります。

先程紹介した通り、保険料を払い込んでから学資年金開始時期までの期間が長ければ長いほど、保険会社が資金を運用できる期間が長くなります。

例えば、上記の条件の場合、契約時に一括払いなら保険会社の運用期間は18-0で18年ですが、15歳まで保険料を支払うとなると18-15で3年しかないことが分かります。

そのため、契約時に一括支払いが最も返戻率が高いのです。

しかし、一度に支払う金額が多くなるので、無理のない契約かどうかをよく確認しましょう。

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」に加入する際、返戻率を高める方法を紹介!

ここでは、神奈川県在住のA・Fさん(32歳)から寄せられた学資保険に関する相談を紹介し、さらに返戻率を高める方法を紹介します。

A・Fさんは、現在明治安田生命のつみたて学資に加入したいと考えており、以下の契約条件で契約をしようとしていました。

契約条件

  • 契約者:32歳男性
  • 被保険者:1歳男性
  • 子供を私立の大学に通わせたいため、なるべく返戻率が高いプランを希望している
  • 貯蓄の兼ね合いから、一括払いはしたくない
  • 保険料は月払いにしたい
  • 2~3年以降に2人目も検討している

現在検討しているプラン

総受取額 200万円
保険料払込期間 15歳まで
月額保険料 11,617 
総払込保険料 1,951,656円
返戻率 102.4 

返戻率をさらに高めることができるプラン

総受取額 300万円
保険料払込期間 10歳まで
月額保険料 26,360 
総払込保険料 2,846,880‬円
返戻率 105.3 

返戻率を高めるポイント

今回、A・Fさんの検討していたプランから修正したポイントとしては総受取額の設定保険料払込期間です。

総受取額の設定を200万円から300万円にすることで、高額割引を適用しました。

高額割引によって保険料が割り引かれたため、その分返戻率を約3%上げることができました。

次に保険料払込期間ですが、当初の15歳までを10歳までに短縮しました。

月額の保険料は高くなりましたが、10年という短期間で保険料の払込が終了すること、返戻率がより高くなることを考えると検討の余地はありそうです。

特にA・Fさんの場合は二人目を考えられており、二人目のお子さんの教育費が本格的にかかる前に一人目のお子さんの保険料をなるべく早めに払い込む方が家計に優しいと考えられます。

今回変更を行った総受取額の設定と保険料払込期間の他にも以下の手段で加入時に返戻率を上げることができます。

  • 一括払いを行う(今回一括払いは相談者の希望に合いませんでした。)
  • 契約者や被保険者の年齢が若いうちに契約する
  • 受け取った教育資金を据え置きして、運用後利息がついた状態で受け取る

契約する前に様々な学資保険のプランを比較検討し、よりお得な保険料と高い返戻率で契約できるようにしましょう。

明治安田生命の「つみたて学資」と他社の学資保険の返戻率と保険料を徹底比較!

これまで、つみたて学資の保障内容や返戻率、口コミを中心に紹介してきました。

しかし、「他社の学資保険と迷っている」「客観的に見て良い学資保険か知りたい」という方も多いと思います。

学資保険は毎月支払う金額は高額でなくても、総支払額を考えると高い買い物になりますので、後悔しないためにも、色々な保険と見比べてから契約をするのがおすすめです。

そこでここでは、つみたて学資の返戻率と保険料を他社の学資保険と比較してシュミレーションします。

比較しやすいよう、下記の条件で揃えて比較しています。

<契約条件>
契約者:30歳男性
被保険者:0歳
受取保険金:200万円

学資年金受取時期:18歳

保険会社 明治安田生命 かんぽ生命 ソニー生命 富国生命
学資保険名 つみたて学資 はじめのかんぽ 学資保険 みらいのつばさ(ジャンプ型)
払込期間 15年 18年 18年 17年
保険満期 21歳 21歳 22歳 22歳
保険料 10,814円 10,480円 9,020円 9,614円
総払込保険料 1,946,520‬円 2,263,680‬円 1,948,320円 1,961,256 円
返戻率 102.7% 88.4% 102.6% 101.9%

[ソニー生命の学資保険との比較]

ソニー生命の学資保険とつみたて学資は高返戻率という点で似通っており、比較されることが多い2つです。

結論からいうと、「とにかく高い返戻率」を求めるなら明治安田生命を、「大学入学への備えを万全にしたい」のならソニー生命の学資保険への加入がおすすめです。

一見すると似通っているように見える両者ですが、実は相違点も少なくありません。

返戻率に関してはこれまでにも詳しく解説してきたので割愛して、特に大きな違いが見られる「満期年齢」と「契約者年齢」について比較します。

つみたて学資の満期年齢は21歳と決まっており、教育費の負担が特に大きい大学入学時の備えに十分な学資金が受け取れない可能性が考えられます。一方でソニー生命は大学入学時に200万円分の学資金を受け取れるプランも用意されているので、大学入学への備えは万全と言えるでしょう。

契約者年齢に関しては、つみたて学資は子供が6歳まで加入できるのに対してソニー生命の学資保険には3歳までしか加入することができません。返戻率の観点からいうとどちらにせよ学資保険には早く加入するに越したことはないのですが、3歳までに加入をしなければいけないというのはやや厳しい年齢制限であると言えます。

[フコク生命の学資保険との比較]

フコク生命の学資保険も同じく高返戻率な学資保険として人気の商品です。

明治安田生命の学資保険と比較する際に注目したいのは「満期年齢」と「兄弟割引」です。

フコク生命の学資保険は「22歳満期」以外の選択肢がありません。つまり社会人1年目の年に満期学資金を受け取るということになります。

そもそも学資保険は大学を中心とした教育費への備えのために加入する方が大半ですし、「子供が卒業してからお金を貰っても、、」と感じることは十分に考えられます。そのため一般的にはつみたて学資に加入することはをおすすめします。

しかし、兄弟が既にフコク生命の学資保険に加入している場合はフコク生命の学資保険への加入を検討しましょう。

フコク生命には兄弟割引制度が設けられており、先に生まれた子供が既に加入しているという場合には保険料の割引が受けられます。

[かんぽ生命の学資保険との比較]

かんぽ生命の学資保険は明治安田生命とは異なり、どのようなプランでも確実に元本割れしてしまうことが特徴です。

返戻率が低い分、子供の医療保障といった保障内容は充実していますが、医療保険と比較すると保障内容は大きく劣ります。

そのため現在「はじめのかんぽ」を検討しているという人は加入を見送り、明治安田生命やソニー生命などより高い返戻率が期待できる他社の学資保険を検討してください。

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」に関する最新の口コミ・評判

ここまで明治安田生命の学資保険「つみたて学資」について返戻率、保険料などを紹介してきました。

しかし、「実際に加入した方の決め手は何だったのか」「加入者から見たこの学資保険の特徴」など、気になる点も多いことでしょう。

そこで、加入を検討中している方が最も気になる、実際の加入者の口コミ・評判を紹介します

1つ目は明治安田生命の学資保険「つみたて学資」についての口コミをいただいた愛知県のK・Iさん(29歳)の評価です。

銀行に預けていても増えない、けれど投資などリスクを負ってまで教育資金を増やすのは危険ということで、返戻率の高い学資保険を探していました。本当は保険料を一括払込にして返戻率109%にしたかったのですが、貯金との兼ね合いを現実的に考えて10年払込で総受取額300万円にしました。高額割引が適用されるので300万円の方がお得ですし、無理のない範囲で10年払込が我が家にとって最善の選択だったと満足しています。それでも、返戻率が最大109%というのは最近ではなかなかない学資保険だと思います。

やはりつみたて学資は返戻率の高さが魅力的な学資保険といえるでしょう。一括払いの109%という返戻率は魅力的ですが、学資保険の保険料で家計を圧迫しては元も子もありません。K・Iさんのように無理のない契約をすることが大切です。口コミ提供ありがとうございました。

2つ目の明治安田生命の学資保険「つみたて学資」の口コミは神奈川県のD・Kさん(30歳)の評価です。

返戻率が学資保険の中では高い方ですし、保険料も割安だったのは魅力的でした。息子を出産して間もない頃に加入したので、加入者専用サービスもよく利用させてもらいました。担当者の方と直接会うのに抵抗がある方も多いと思いますが、子供の教育費準備の保険なので、対面で契約した方がいいなと思います。私も最初は抵抗があったのですが、質問にも丁寧に答えてくれましたし、しつこい勧誘もありませんでした。強いて言うなら、うちはクレジットカードのポイントを貯めるタイプなので、保険料のクレジットカード払いに対応してくれたらもっと良かったかなと思っています。

学資保険で教育資金を準備するだけでなく、つみたて学資に加入すると加入者専用サービスも利用できるため保障もある程度確保できていると言えます。また、クレジットカード払いに対応していないという点はやはり改善の余地がありそうです。口コミ提供ありがとうございました。

3つ目の明治安田生命の学資保険「つみたて学資」の口コミは東京都のT・Yさん(34歳)の評価です。

ソニー生命の学資保険と最後まで悩みましたが、保険料一括払いで高額割引が適用されて返戻率を109%まで上げることができるのでこの学資保険にしました。その分返戻率がトップレベルに高かったので、加入にあたって医療保障が付けられないという点は特に気にしませんでしたね。そもそも返戻率を重視するならまず充実した保障はありませんし、親が生命保険や医療保険に入っていたりすれば問題ない気がします。

学資保険は保障より返戻率を重視する方が多いようです。その根拠としてT・Yさんが挙げていたように親が既に生命保険や医療保険に加入している場合は、ある程度保障が手薄でも構わないという点が挙げられるようです。口コミ提供ありがとうございました。

4つ目の明治安田生命の学資保険「つみたて学資」の口コミは埼玉県のF・Yさん(34歳)の評価です。

返戻率に大きなメリットを感じて明治安田生命の学資保険への加入を検討していたのですが、セールスマンの方の勧誘がかなりしつこかったため、加入を見送ることにしました。ネットで事前に商品の保障内容やクチコミをリサーチした上で話を伺ったのですが、担当者の方が肝心の商品について理解が浅いようだったので、この人から加入はできないなと。結局は日本生命の学資保険に加入しましたが満足しています。

つみたて学資は保障内容自体はかねがね高評価となっているのですが、営業マンの対応が悪いという意見が散見されました。

1つ目に紹介したクチコミではしつこい勧誘がなかったとの意見も出ているので人によるのかもしれませんが対応の悪さがどうしても気になるという方は他社の学資保険も併せて検討しましょう。

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」に加入するメリット

返戻率が最大で109.0%にもなる明治安田生命の「つみたて学資」には、加入するメリットがたくさんあります。

ここでは、つみたて学資に加入するメリットやおすすめポイントを見ていきます。

保険は安い買い物ではないからこそ、メリットがより多くあると嬉しいですよね。

大学入学前に確実に学資金の受け取りができる

大学入学前には、事前の入学金や初年度の学費などたくさんのお金が必要になります。

特に、AO入試や推薦入試など入学してから振り込まれるのでは遅い場合が増えている中、つみたて学資なら、大学入学前に確実に学資金の受け取りができます。

教育資金の受取が18歳~20歳、満期保険金の受取が21歳と規定されていますが、実はお子様の誕生日で受け取り時期が異なってくるのです。

誕生日 教育資金受取の時期 満期保険金受取の時期
4/2~10/1 満18歳・満19歳・満20歳 満21歳
10/2~4/1 満17歳・満18歳・満19歳 満21歳

10/2以降の誕生日の子どもの教育資金を18歳の誕生日を迎えてから支給されていては、大学の入学準備に間に合わないこともあります。

誕生日で受け取り時期を設定しているので、大学入学前に確実に学資金の受け取りができるのは安心ですね。

充実の学資保険加入者専用サービスを受けられる

保険加入者だけの専用サービスが充実しているのも、明治安田生命ならではのメリットと言えるでしょう。

提供しているサービスは主に2種類あります。

サービス名 対象者 特徴
24時間妊娠育児相談サービス つみたて学資の加入者 妊娠・出産・育児に関する電話相談を24時間無料ですることができる。
みんなの健活サービス 明治安田生命の保険加入者 病気の予防や早期発見向けの優待サービス、治療や介護などの相談ができる。

特に、妊娠・出産・育児は不安や分からないことが多くあるものです。そんな中24時間いつでも無料で電話相談できるのは、心強いですよね。

また、相談に乗るのは経験豊富な看護師や保健師などの専門家なので、的確なアドバイスをもらえることが期待できます。

他にも、みんなの健活サービスを利用すると、病気の予防や早期発見のために健康診断やスポーツクラブの優待サービスを受けることができます。

治療や介護についても無料で相談できるので、加入者へのサービスがとても充実している保険会社です。

安定した業績と経営基盤のため、信頼できる

学資保険は返戻率が100%を超えていれば払い込んだ保険料以上の金額を受け取れる保険です。

しかし、保険会社の経営状態が悪いと元本割れを起こしてしまったり、最悪の場合は保険会社が倒産してしまう可能性もあります。

しかし、明治安田生命は、安定した業績経営基盤があるため信頼できる保険会社となっています。

実は、過去にマイナス金利の影響を受けて、明治安田生命の学資保険を含む貯蓄型の保険が販売停止になったことがあります。

これは、国の低金利政策が長期にわたって続いてしまい、資金の運用が難しくなったからです。

しかし、現在は販売停止も解除され、2017年度末のソルベンシー・マージン比率を見ると、983.3となっており安心して保険料を預けることができると言えます。

用語 解説
マイナス金利
  • 民間の金融機関が日本銀行に預けている預金金利をマイナスにすること。
  • 企業への貸し付けを増やして経済の活性化が目的。
  • 2016年1月から実施
ソルベンシー・マージン比率
  • 生命保険会社の経営状態を把握するための数値
  • 想定外の支払いがどれくらい可能かを示す
  • 一般的に200%以上が安心だと言われている

子供の出生前でも加入できる

子供の加入年齢は0歳からですが、明治安田生命のつみたて学資は出生予定日の140日前から加入ができます。

お子さんが生まれた後は、育児や家事がより忙しくなり、気づいたときには子供が6歳になっていたということもよくあります。

つみたて学資は子供の年齢も6歳までしか加入ができない上に、契約者である親の年齢制限が45歳までなので早めの加入がおすすめです。

子供の将来に必要な学費に備えるためには、出生前の加入は早すぎることはありません。

返戻率の高いお得な学資保険を契約して、学費の足しにできると安心できますね。

一括払いができる

つみたて学資では、保険料を全額、契約時にまとめて支払う一括払いができます。

十分な貯蓄が無ければ難しい方法ですが、返戻率が109.0%と最も高くなる保険料の払込方法になります。

預貯金に余裕があるなら、毎月こまめに支払うよりもこのようになるべくまとめて支払うことを検討してみましょう。

契約者である親の年齢が若く子供の年齢が幼い間に保険料の支払いを終えてしまうと、必要になったときにとても心強い支えになるのです。

どのプランで契約しても返戻率は100%を超えていてお得ですが、一括払いをすることでつみたて学資はよりお得な学資保険になります。

年末調整で税金控除を受けられる

学資保険の保険料を支払う際に気になるのが年末調整の保険料控除の対象になるのかということですよね。

ご存知の方のいるかもしれませんが、年間8万円以上の保険料を支払っていると、年末調整で住民税所得税控除を受けることができます

税金を少しでも抑えられる控除は利用したいですよね。

月払いや半年払い、年払いは、もちろん控除の対象になりますが、一括払いの際は保険料控除の対象になるのでしょうか?

実は一括払いで保険料を支払う場合、年末調整で保険料控除が受けられるのは、支払いをした最初の1年のみなので注意しましょう。

一括払いとよく似た支払い方法に全期前納というものがありますがこちらは控除されるのでしょうか。

全期前納は、保険会社に一旦保険料全額を預け、そこから毎月毎年の保険料を支払うという形なので、一括払いとは違い、毎年の年末調整で保険料控除が受けられるのです。

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」に加入するデメリット

返戻率が109.0%と業界でもトップクラスの値を誇る、明治安田生命のつみたて学資の良いところを重点的にご紹介してきました。

ここからは、明治安田生命のつみたて学資のデメリットについて詳しく解説します。

メリットだけでなくデメリットも把握した上で、加入を検討してくださいね。

医療・入院特約などが無い

保険と言えば、病気や怪我で入院した時の保障のために加入するイメージを持ちますよね。

実は、明治安田生命のつみたて学資に付与されている保障は、先ほど紹介した保険料払込免除特約のみで医療・入院特約などがありません

保障内容が非常にシンプルな分、貯蓄性が高い学資保険となっています。

医療や入院時への保障がないと何かと不安に思うものですが、子供の医療費の助成をしている自治体が多いため、それほど医療費はかからないケースが多くなっています。

医療・入院保障がついている学資保険はどうしても返戻率が下がってしまう上に、子供の医療費はある程度カバーできることがほどんどですので、医療や入院特約のついたタイプより、学資保険には貯蓄性の高いものを求めるのがおすすめです。

契約者年齢制限より、祖父母が契約者になりづらい

つみたて学資の年齢制限は、契約者が45歳までととても厳しく設定さています。

そのため、契約者の年齢制限により、祖父母が契約者になりづらいというデメリットがあります。

若くして出産して孫がいるなら可能ですが、ほどんどの場合は難しいですよね。

また、高齢出産した方も加入が厳しいと言えます。

つみたて学資にはこのほかにも、被保険者が3~6歳の場合は契約者が40歳までしか加入できないという条件があります。

返戻率を上げるためにも、子供が2歳になる前に、そして契約者がなるべく若いうちに契約するようにしましょう。

払込期間が短い分、保険料はやや高め

多くの学資保険の払込期間が18歳頃までなのに対し、つみたて学資は最長でも15歳までに払い込むのが特徴です。

払込期間が短い分、保険料がやや高めになってしまうのもデメリットとして挙げられます。

一般的な学資保険の毎月の保険料は1万円程度が多いですが、つみたて学資の保険料は2万円を超えることがあります。

2万円も超える保険料を毎月支払うのは、家計の負担になる可能性が高いです。

しかし長い目で見ると、保険料が高い分、返戻率が高いので契約して損はない学資保険と言えます。

毎月の負担を減らすプランだと、月々の保険料を抑えられますが、返戻率も下がってしまうので注意が必要です。

<契約条件>
契約者:男性
被保険者:0歳
払込方法:月払い

払込期間:15歳まで

総受取金額 300万円 200万円
保険料 返戻率 保険料 返戻率
契約者年齢 20歳 15,964円 104.4% 10,793円 102.9%
25歳 15,970円 104.3% 10,797円 102.9%
30歳 15,995円 104.1% 10,814円 102.7%
35歳 16,050円 103.8% 10,850円 102.4%
40歳 16,149円 103.2% 10,916円 101.7%
45歳 16,312円 102.1% 11,025円 100.7%

払込期間:10歳まで

総受取金額 300万円 200万円
保険料 返戻率 保険料 返戻率
契約者年齢 20歳 23,623円 105.8% 15,899円 104.8%
25歳 23,623円 105.8% 15,899円 104.8%
30歳 23,640円 105.7% 15,910円 104.7%
35歳 23,681円 105.5% 15,937円 104.5%
40歳 23,760円 105.2% 15,990円 104.2%
45歳 23,895円 104.6% 16,080円 103.6%

この表から、毎月の保険料が最も抑えられるのは、払込期間が15歳までの総受取金額が200万円のプランであることが分かりますが、返戻率が100~102%となり、つみたて学資の契約内容としては、低めの数値です。

毎月の保険料が23,000円以上とやや高いですが、払込期間が10歳までの総受取金額が300万円プランが最も返戻率が高く、105%前後にもなります。

返戻率にも着目しつつ、無理のない保険料のプランかを確認して契約しましょう。

紙での資料請求に対応していないので加入の際、直接面談しなければいけない。

インターネットや郵送で簡単に申し込める保険が出回っている中、つみたて学資は加入の際には担当者との面談が必要です。

担当者との面談をして、つみたて学資について説明を受けた後に加入手続きができます。

面談のための時間を作らなくてはいけないため、日頃忙しく働いている家庭にとってはややハードルが高いですよね。

また、知らない人と会わなくてはいけないという心理的なプレッシャーもあります。

しかし、担当者から直接話や保険に関するアドバイスが聞ける上に疑問点をその場で解決できるので、メリットは大きいといえるでしょう。

学資保険で失敗しないためにも、担当者と直接話をして契約するのは大切なことです。

クレジットカード払いに対応していないのでポイントを貯めたりできない。

明治安田生命のつみたて学資は保険料のクレジットカード払いには対応していません

様々な場面でキャッシュレス化が進んでいる現在、クレジットカードで支払うと、使った金額が把握しやすかったりポイントを貯めたりと家計にとってのメリットは大きいですよね。

しかし、つみたて学資の保険料の払込にはクレジットカードが使えないため、取り扱いのある方法を利用しましょう。

保険料を営業所で支払うことも可能ですが、口座振替から払込伝票への変更など主に、支払い経路が変わるときに使える方法です。

通常時は、口座振替か払込伝票による送金のどちらかで保険料を払い込みます。

この記事のまとめ:明治安田生命の学資保険は返戻率が高い上に、一括払いができて家計の支出管理がしやすい!

ここまで、明治安田生命の学資保険「つみたて学資」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事のポイントを最後にまとめておきます。

  • 学資保険の中で返戻率は最も高く、109%
  • 契約者・被保険者の年齢制限が厳しい
  • 保険料払込期間を、一括、10歳、15歳から選択でき、短期払いしたい方におすすめ
  • 総受取額は200万円か300万円から選択可能だが、300万円の場合は高額割引が適用
  • 祝い金の受け取り回数や時期は固定されていて選択不可。プランの柔軟性にやや欠ける
  • 学資保険加入者専用サービスも利用できる
  • 保障は、保険料払込免除と死亡給付金のみで特約も付加できない

明治安田生命の学資保険「つみたて学資」の最大の特徴はなんといっても、109%の返戻率でしょう。

マイナス金利の時代において、これほど高い返戻率を保つ学資保険はなかなかありませんので、学資保険を検討する際には「つみたて学資」をぜひ候補に入れてみましょう。

しかし、109%の返戻率を実現するためには、受取総額を300万円にし、保険料を一括払いする必要があります。

当然ですが、一括払いにすると一回に数百万円の保険料を払い込むことになるので、貯蓄に余裕がない場合は無理をしないようにしましょう。

また、返戻率が高い代わりに、特約などで保障を充実させることができません。

ただ、通常子供の医療費などは、自治体にもよりますがそこまで高額にならないことが多いので、過度に心配する必要はないと思われます。

 

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