第一生命の学資保険[ミッキー][こども応援団]の戻り率シュミレーション!口コミ/評判も紹介

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第一生命の学資保険「ミッキー」「こども応援団」の返戻率は?保障内容の比較・デメリット・口コミを詳しく解説

子供の妊娠・出産を機に学資保険の検討を始める方は多いですが、特にこの記事をご覧になっている方は、第一生命の学資保険「ミッキー」「こども応援団」への加入を検討されているのではないでしょうか?

しかし、第一生命の学資保険の保障内容の概要は知ることができても、実際に加入している人の口コミや評判を見たり、メリットやデメリットを他の学資保険と比較する機会はあまりないですよね。

実は第一生命の学資保険は、返戻率(戻り率)が100%を超えている上に、学資保険の中でもトップレベルに充実した保障を持っているのです。

そこでこの記事では「ミッキー」「こども応援団」の保障内容はもちろん、満期時の返戻率や月々の保険料シュミレーション、実際に第一生命の学資保険に加入した契約者だからこその口コミや評判を詳しく解説していきます。

その他にも返戻率をさらに高くする方法や、他の学資保険との返戻率・保険料の比較も紹介しています。

そのため、第一生命の学資保険に加入を検討している方、加入前に複数の学資保険を比較検討したいという方におすすめな記事となっています。

ぜひ最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. 第一生命の学資保険「ミッキー」「こども応援団」は返戻率が高く、保障がトップクラスに充実した学資保険
  2. その他の学資保険よりも保険料の払込期間や払込方法が柔軟に選べる点も特徴的
  3. 第一生命の学資保険のメリットは「保障の手厚さがトップレベル」であり、契約者が死亡していなくても払い込み免除になる点
  4. しかし、プランや契約者年齢によっては返戻率が低く、元本割れしてしまうというデメリットがある
  5. 第一生命の学資保険は保障重視で、「親の万が一により備えていきたい」という人におすすめ
  6. 第一生命の学資保険を検討している人は、まず保険のプロに無料相談してみるのがおすすめ
  7. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!

第一生命の学資保険の保障内容は充実している?保険料もシュミレーション

第一生命の学資保険は、一言でいうと「まずまずの返戻率と手厚い保障内容」が特徴の学資保険です。

学資保険は貯蓄タイプの保険ですが、第一生命ならではの充実した保障内容となっていますので、保険料のシミュレーションと併せて確認してみましょう。

「こども応援団」「ミッキー」の保障内容

こども応援団 ミッキーB型 ミッキーC型
契約者年齢 18~65歳 18~99歳
被保険者年齢 0~10歳
満期年齢 21・22歳
学資金受取時期 【21歳満期】17・18・19・20・21歳
【22歳満期】18・19・20・21・22歳
保険料払込期間 5・10・15・17・18歳
保険料払込方法 月払い・半年払い・年払い
保険料払込経路 口座振替・払込票
出生前加入 出生前140日前から可能
保険料払込免除 あり(6つの事由) あり(死亡時) なし
加入診査 あり なし
育英年金 なし
医療保障 なし
最大返戻率 100.8% 102.1% 102.7%

保険料の払込期間や払込方法が柔軟に選べる

第一生命の学資保険はどのプランでも、保険料の払込期間や払込方法を選ぶことができます。

先ほども説明しましたが、第一生命の学資保険こども応援団A型、ミッキーB、C型のプランにおける違いは「保険料払込免除」の有無です。

保険料払込免除の有無によって加入時の診査方法が異なりますので、どちらのプランにするか迷っているならば確認しておきましょう。

それぞれのプランについて、以下の表もご覧ください。

第一生命の学資保険はリニューアルされた商品で、現在のプランでは育英年金や配当金の取り扱いがありません。

また第一生命の学資保険は被保険者の年齢が1-10歳までと幅広く、満期年齢によって保険料の払込期間が変わります。

次に満期についてみていきましょう。満期というのは学資保険の保険金をいつ受け取り終えるのかを表したもので、満期の年齢に子供が達した時に全ての祝い金を受け取ることになります。

21歳満期 22歳満期
被保険者年齢 0-6歳 7-10歳  0-6歳 7-10歳
払込期間 5年、10年15歳、17歳 5年15歳、17歳 5年、10年15歳、18歳 5年15歳、17歳
学資金受取時期 17-21歳まで毎年 18-22歳まで毎年

第一生命の学資保険は、満期をいつまでにするかで学資金の受取時期が変わります。

満期の時期をずらすことで、学資金の受取時期も同様に1年ずれます。

学資金は子供が17歳、18歳になる年の契約応当日(契約した月)から毎年支払われます。

子供の誕生月によっては、教育資金を用意したい時期とずれることもあり得ますので、注意しましょう。

保険料払込免除が受けられる(ミッキーC型を除く)

第一生命の学資保険はミッキーC型のプランを除き、契約者が万一の際は保険料払込免除を受けることができます。

保険料払込免除の特約が付いているのはこども応援団とミッキーB型ですが、どちらのプランを選ぶかで保障の範囲が異なります。

こども応援団の保険料払込免除は、第一生命が定める6つの事由に該当した際に適用となります。

ミッキーB型の場合は、6つの事由のうち「契約者の死亡」に該当した時のみ保障が受けられます。

がん 急性心筋梗塞 脳卒中 要介護2以上 障害者等級
1-3級
死亡
こども応援団
ミッキーB型 × × × × ×

※上皮内ガンなど「ガン」でも適用にならないケースもあります。

上記の表から保険料払込免除の保障範囲が異なることがわかります。

一般的な学資保険は死亡時に保険料払込免除となるケースが多いですが、こども応援団の場合は6つの事由をカバーしています。

しかし保険料払込免除の特約部分も保険料に含まれているため、こども応援団のプランは返戻率が上がりにくい点がデメリットとなるでしょう。

すでに個人で生命保険に加入しているならば、上記6つの事由とカバー範囲が重複しているかどうか確認するのがおすすめです。

カバー範囲が異なる、保障が薄いなどがあれば、学資保険はこども応援団のプランが安心でしょう。

払込方法は月払い、半年払い、年払いから選べる

第一生命の学資保険は保険料の支払い方法を月払い、半年払い、年払いから選ぶことができます。

一般的な月払いであれば毎月の口座振替や勤め先の会社によっては給与天引きも可能です。

また今回紹介している学資保険含め、保険料はまとめて支払いを済ますと総払込保険料が安くなります。

学資保険は貯蓄性が高い保険ですので、総払込保険料が安くなることで返戻率が高まる効果が期待できるでしょう。

保険料をまとめて支払うとなると金額が大きく感じますが、ボーナス時期などに合わせて半年払いや年払いへ切り替えることも可能なので、ボーナスなど使い道が決まっていない場合や、余裕資金がある場合はおすすめです。

保険料の払込方法は、契約時に選択した支払いで続けなければならない、という決まりはありません。

月払いでを続けていく中でまとまった支払いが行えると判断できた際に、支払い方法を変更することもできます。

半年払いや年払いといった保険料をまとめて払い込む方法が、結果的に返戻率を高めることに繋がると覚えておきましょう。

契約者貸付制度が利用できる

第一生命の学資保険は、月々の保険料支払いが厳しくなった際に利用できる契約者貸付制度があります。

学資保険は貯蓄を目的に加入することがほとんどで、教育費の準備のためにも解約は避けたい保険です。

第一生命の学資保険の解約に関する詳細はこちらの記事で解説しています。

この制度は、学資保険はそのまま続けたいがどうしても資金が必要になった時に、一つの選択肢として覚えておくと良いでしょう。

具体的には、契約者貸付制度を利用する時点での解約返戻金のうち8割まで貸し付けが可能です。

解約返戻金の8割という範囲を越えなければ、回数問わずに借り入れができ資金の引き出しが行えます。

返済をする際は、保険期間満了までに振り込みや保険会社の窓口で手続きとなります。

カードローンなど他の金融機関から借り入れする際に必要な「審査」もないため、契約者貸付制度利用のハードルは低く感じる人が多いです。

また定期的な返済の必要がなく、家計の状況に合わせてまとまって返済可能なこともメリットでしょう。

しかし学資保険で契約者貸付制度を利用すると、お祝い金などから元金と利息が引かれるといったデメリットがあります。

もし契約者貸付制度を利用した際は、早めの返済をすることがおすすめです。

第一生命の学資保険の返戻率は102.7%!返戻率についてシュミレーション!

そもそも学資保険でよく目にする「返戻率」や「元本割れ」とはどのようなものかご存知でしょうか?

学資保険の返戻率とは、払い込んだ保険料に対して、どれくらいの保険金(学資金・祝い金ともいう)を最終的に受け取れるかを示す割合のことで、

返戻率=受け取れる祝い金や満期保険金の総額÷払い込んだ保険料の総額×100

という式で求めることができます。

この式で出た値(=返戻率)が100%を超えているなら、払い込んだ保険料よりも多い金額が最終的に受け取れるのでお得ということになります。

一方、返戻率が100%を切っていれば「元本割れ」となり、保険会社に払い込んだ保険料よりも少ない金額しか受け取れないため損になってしまします。

第一生命の学資保険の返戻率は約102%と高返戻率な他社の学資保険と比較するとやや見劣りしますが、その分契約者である親が病気を患ったり死亡したりした際に受けられる保険料払込免除の条件が緩くなっています

第一生命の学資保険は、3つの種類から好みのプランを選ぶことができるため、まずはプランごとに気になる返戻率を表でシミュレーションします。

第一生命の学資保険「ミッキー」と「こども応援団」それぞれのプランの返戻率を計算

第一生命の学資保険は、こども応援団A型、ミッキーB型、C型と3つの種類があります。

同じ契約条件でも上記3プランでは返戻率や月々の保険料、保障内容が異なりますので選ぶ際には注意をしましょう。

まずは契約条件が同じ場合、それぞれのプランでは返戻率がどれくらいになるか?シミュレーションします。

以下、共通する契約条件で計算しています。

<契約条件>
契約者:男性30歳
被保険者:0歳
学資金受取時期:18歳から22歳まで5年間
保険満期:22歳
学資金基準金額:60万円
満期保険金額:300万円

こども応援団

こども応援団A型
保険料 16,525円
払込期間 15年
総受取金額 300万円(60万円×5年)
総支払保険料 2,974,500円
返戻率 100.8%

こども応援団は契約者が万一の際に手厚い保障が受けられ、元本割れせずに学資金が受け取れるといったプランの特徴があります。

一般的な学資保険は万一契約者が死亡や高度障害状態になった際に、以後の保険料を払わずにお祝い金や満期保険金が受け取れる「保険料払込免除」の特約がプランに付いています。

こども応援団にも同様の保険料払込免除の特約が付いていますが、保障範囲が広く充実した内容となっている点がこのプランの強みでしょう。

他社の学資保険と比較して返戻率では劣りますが、「お金を増やすよりも病気にかかってしまった時のリスクを抑える方が重要」とかんが得ている方にとっては、第一生命のこちらの「こども応援団」への加入を検討する価値は大いにあります。

万一の状況を考えてこども応援団を選んだという口コミも多いです。

ミッキーB型

ミッキーB型
保険料 16,323円
払込期間 15年
総受取金額 300万円(60万円×5年)
総支払保険料 2,938,140円
返戻率 102.1%

ミッキーB型は、契約者が亡くなった際に適用となる保険料払込免除と、100%以上の返戻率が期待できるバランスの取れたプランです。

こども応援団との違いは、保険料払込免除が適用になった際の保障範囲で、ミッキーB型は契約者が亡くなった場合に適用されます。

契約者が加入している生命保険の内容が手厚いプランであれば、ミッキーB型やC型のプランでも充分でしょう。

第一生命の学資保険は種類が豊富なので、加入の際は返戻率や満期保険金額、万一の保障といった学資保険に求める優先事項を決めることがおすすめです。

ミッキーC型

ミッキーC型
保険料 16,226円
払込期間 15年
総受取金額 300万円(60万円×5年)
総支払保険料 2,920,680円
返戻率 102.7%

ミッキーC型は、診査がなく誰でも加入できる学資保険で、3つの中で最も返戻率が高くなるプランです。

返戻率が高くなる理由は、こども応援団、ミッキーB型と違って保険料払込免除の特約がついていないからです。

保険加入時の診査がなく、誰でも加入できるのも同様の理由からでしょう。

ミッキーC型はプラン内容にもよりますが、契約者は18-99歳までと祖父母の世代まで加入が可能です。

また加入診査がないことで、健康状態に不安がある人でも加入のハードルが低くなります。

加入審査がなく、なおかつ返戻率が100%を上回る学資保険はこちらのミッキーC型と住友生命の学資保険の2つほどしか見当たらないので、健康状態に不安があるものの学資保険に加入したいと考えている方にはこちらのプランがおすすめです。

第一生命の学資保険に加入する際のおすすめプランを紹介!

第一生命の学資保険への加入を検討している方は、どのプランが自分にとって最適か、他の人はどんなプランを選んでいるのか気になりますよね。

ここでは、実際に第一生命の学資保険を検討していた方からいただいた相談をもとに、第一生命の学資保険によりお得に加入する方法を解説します。

今回の相談者は、神奈川県のT・Mさん(30歳)さんです。

契約条件、相談前のプラン、相談後実際に加入を決めたプランは以下のようになっています。

契約条件

  • 契約者:30歳男性
  • 被保険者:0歳
  • T・Mさんは生命保険に入っているが、医療保険には入っていない
  • T・Mさんの奥様は専業主婦であるため、父親であるT・Mさんへの保障を手厚くしながら貯蓄したい
  • 貯蓄はしているが、大学入学にかかる費用が多額なので心配

相談前プラン

選択したプラン ミッキーB型
保険料払込期間 15歳まで
学資金受取り開始年齢 18歳から
月額保険料 16,323円
返戻率 102.1%

相談後プラン

選択したプラン こども応援団 A型
保険料払込期間 15歳まで
学資金受取り開始年齢 18歳から
月額保険料 16,525円
返戻率 100.8%

変更点としては、プラン選択のみですが、それにより保障の手厚さと月額保険料、返戻率が変化しています。

まず、T・Mさんご家族は、医療保険に入られていないということもあり、T・Mさんの保障を手厚くしながら貯蓄を希望していたので、より保証が手厚い「こども応援団」への加入をおすすめしました。

ただ、プランを変更したことにより、月額の保険料は202円高くなり、その結果返戻率も1.3%下がってしましました。

しかし、月に202円で契約者の死亡時以外にも備えることができるお得さは、医療保険や生命保険でもなかなかないので、T・Mさんご家族も納得して加入していただけたようです。

繰り返しになりますが、第一生命の学資保険は貯蓄性よりも高い「保障性」が強みの学資保険です。

返戻率はそこまで期待できませんが、業界トップレベルの保障の手厚さを活かすなら、こども応援団(A型)を選択するようにしましょう。

T・Mさんのように、医療保険や生命保険の保障に不安を感じている方にこども応援団(A型)は特におすすめです。

今回はプランを変更して、よりご家庭のニーズに合う契約をしましたが、こども応援団を検討しているが、返戻率を少しでも高めたいという方は、以下の方法で返戻率を上げることが可能です。

  • 年払いなどを利用して、保険料をなるべくまとめて支払う
  • なるべく契約者の年齢が若いうちに加入する
  • 据え置きを利用して、長く保険料を預ける

T・Mさんのように、加入する前にもっとお得なプランはないか、ご自身のニーズに合っているか、家計に負担をかけすぎていないかなどを必ず確認するようにしましょう。

保険料の比較シミュレーション!他の学資保険と第一生命の学資保険のプランごとの比較

第一生命の学資保険は万一の保障が手厚いため返戻率が伸び悩みますが、保険料払込免除の事由に該当した場合は他社の学資保険よりも安心感があります。

この項目では、先ほど説明したかんぽ生命、明治安田生命、ソニー生命の学資保険と第一生命のこども応援団とで保険料を計算した比較シミュレーションを紹介します。

こども応援団の保険料には、6つの事由をカバーする保険料払込免除の保険料も含まれています。

保障が手厚い分、月々の保険料が高くなりますが他社と比較した際にどれくらいになるか確認してみましょう。

<契約条件>
契約者:30歳男性
被保険者:0歳
※各社でプランが異なりますが、合わせられる条件はそろえて計算しています。

第一生命
こども応援団
かんぽ生命
はじめのかんぽ
明治安田生命
つみたて学資
ソニー生命
学資保険
保険料 16,525円 15,720円 15,995円 13,530円
払込期間 15年 18年 15年 18年
保険満期 22歳 21歳 21歳 22歳
学資金受取時期 18歳から22歳 18歳から21歳 18歳から21歳 18歳から22歳
総受取金額 300万円(60万×5年) 300万円(75万×4年) 300万円(75万×4年) 300万円(60万×5年)
総支払保険料 2,974,500円 3,395,520円 2,879,100円 2,922,480円
返戻率 100.8% 88.3% 104.1% 102.6%

※「はじめのかんぽ」はプランに医療保険が付いている学資保険です。

以下で第一生命の学資保険「こども応援団」と各社の学資保険の比較を行います。

(※持病があり審査に引っかかってしまったという方はおそらくかんぽ生命・ソニー生命・明治安田生命への加入はできないので告知が不要な第一生命の「ミッキーC型」を検討しましょう。)

[かんぽ生命との比較]

かんぽ生命は保障を充実させている代わりに返戻率が低くなってしまっていることが特徴で、貯蓄目的というよりは保障目的で加入する方が多い学資保険です。

一方の第一生命の学資保険は返戻率は元本割れしない程度に留められているか代わりに保険料払込免除特約の保障範囲が広いことが特徴です。保障と返戻率どちらも妥協したくない、という方は第一生命の学資保険への加入を検討してもいいでしょう。

[明治安田生命との比較]

明治安田生命の学資保険は返戻率を重視した保障内容となっています。

明治安田生命の学資保険の払込免除の条件は「契約者が死亡もしくは身体障害表の第1級・第2級に該当したとき」となっており、これは標準的な範囲の広さとなっています。

対して第一生命は「こども応援団の場合」がんや脳卒中の場合も保険料免除になります。2人に1人ががんになると言われてる現代で、この保障範囲の広さにはかなりの安心感を抱きます。

学資保険で重視すべきポイントは「返戻率の高さ」と「払込免除特約の有無とその範囲」です。

明治安田生命は前者、第一生命は後者が優れているのでどちらを重視するのかで加入する学資保険を決定しましょう。

主観にはなりますが、返戻率がシミュレーション結果のように4%違う時、総受取額300万円の場合12万円もの違いが生まれることから明治安田生命の方がやや優秀かなと感じます。

[ソニー生命との比較]

ソニー生命の学資保険と第一生命の学資保険を比較する際も基本的には返戻率をとるか払込免除特約の保障範囲の広さをとるかで考えると良いでしょう。

ソニー生命の学資保険が第一生命の学資保険と比べて返戻率以外で優れている点はプランの充実度です。

どちらも3つのプランが用意されているのですが、第一生命は死亡保障の有無や払込免除の範囲が異なるだけで基本的な学資保険の満期年齢等は同じであるのに対して、ソニー生命の学資保険では「大学入学に重点的に備える」「中学・高校入学時にも学資金を受け取る」など重視したい時期ごとにプランが用意されているため、より加入者の希望にあったプランを選択できる可能性が高いです。

第一生命の学資保険に関する最新の口コミ・評判まとめ

ここまで第一生命の学資保険「ミッキー」「こども応援団」について返戻率、保険料などを紹介してきました。

しかし、「実際に加入した方の決め手は何だったのか」「加入者から見たこの学資保険の良い点・悪い点」など、気になる点も多いことでしょう。

そこで、加入を検討中している方が最も気になる、実際の加入者の口コミ・評判を5つ紹介します。

1つ目は第一生命の学資保険「ミッキー」「こども応援団」についての口コミをいただいた神奈川県のY・Kさん(34歳)の評価です。

せっかく保険料を積み立てても夫に何かあったら・・と考え、親のもしもに備える保障が充実している学資保険を中心に探していました。そこで見つけたのがこのこども応援団でした。ここまで手厚い保障がついている学資保険は他にない!と確信し、加入を決めたのをよく覚えています。返戻率だけを見ればそこまで高いというわけではないかもしれませんが、がんや心筋梗塞の時に保険料が払込免除されるというのはこの学資保険の大きなメリットだと思いますね。

こちらの方は「こども応援団」に加入されたようですね。こども応援団は保険料払込免除の範囲が他社の学資保険と比較しても群を抜いて優秀なため、万が一への備えを万全にしておきたいという慎重思考な方は「こども応援団」への加入を検討すると良いでしょう。

口コミ提供ありがとうございました。

2つ目の第一生命の学資保険「ミッキー」「こども応援団」の口コミは埼玉県のD・Yさん(38歳)の評価です。

最もお金のかかる大学進学に向けて効率的に教育資金を用意できるのがいいですね。死亡で保険料払込が免除されるのはよくあると思うのですが、それ以外の病気になっても免除されるというのは保障がとても充実した学資保険だと思います。うちはまだ先ですが、大学受験を考えているので学資金の受け取り時期もちょうどいいです。これは学資保険とは直接関係ないですが、ディズニーのかわいいスタイをもらえるキャンペーンをやっていたりして、ディズニーが好きな人にとっては嬉しいと思います。

第一生命はディズニーランドと提携しているため、保険加入者はディズニーグッズが定期的に郵送されたりディズニーチケットを担当者から安価で購入できるという特典がついてきます。ディズニーファンにとっては非常に嬉しい特典が盛りだくさんなので、第一生命の学資保険に加入することで得られる満足度は高いでしょう。

口コミ提供ありがとうございました。

3つ目の第一生命の学資保険「ミッキー」「こども応援団」の口コミは東京都のH・Tさん(31歳)の評価です。

重篤なものではありませんが、私には持病があるため学資保険には加入できないと諦めてきました。ただ、子供の教育資金を学資保険で準備したいと考えていたところ、この学資保険を見つけました。担当者の方も懇切丁寧に内容を説明してくださり、無事ミッキーC型に加入することができました。これだけでも嬉しいですが、さらに嬉しいことに元本割れを起こしていないというところにも満足しています。持病があっても入れる学資保険を探している方にはぜひおすすめしたいですね。

先ほども説明しましたが、「ミッキーC型」プランは健康状態に不安を抱えている方にとっては是非とも検討していただきたい保険となっています。口コミ提供ありがとうございました。

4つ目の「ミッキー」「こども応援団」の口コミは、東京都のY・Yさん(29歳)の評価です。

保障が手厚いのは分かるのですが、私は生命保険や医療保険に加入しているので、万が一の時の備えはそこまで必要ではないと思いました。それよりも返戻率がやっと100%届くくらいというのが少し残念です。貯蓄性の高い学資保険を探していたので、加入は見送りました。

学資保険を選ぶ際に返戻率を見て選ぶ方が多く、Y・Yさんもその一人なようです。実際に学資保険の最大のメリットは、銀行に預けるよりも効率よく積立できる返戻率の高さです。返戻率の高さを活かすために保障面は多少手薄になったとしても親が既に加入している生命保険や医療保険でカバーできることが多いです。口コミ提供ありがとうございました。

5つ目の「ミッキー」「こども応援団」の口コミは、東京都のS・Nさん(34歳)の評価です。

万が一の保障を充実させるよりは、祝い金がたくさんもらえたり、返戻率が高い学資保険を探していました。そのため、保険料払込免除特約など万が一の時の保障は手厚いですが、返戻率も低めで祝い金の受け取り回数も標準的なこの学資保険に入ろうとは思いませんでした。

3種類のタイプがありますが、基本的には全てのプランで元本割れを起こすことはありません。ただ、学資金の受け取り回数は5回と標準的な回数となっています。そのため、祝金返戻率を重視して学資保険を選ぶ方にとっては魅力の少ない学資保険となってしまうかもしれません。口コミ提供ありがとうございました。

第一生命の学資保険に加入する最大のメリットは保障の手厚さと安心感

保障の手厚さ幅広さが人気の第一生命の学資保険ですが、その他にどんな加入のメリットがあるのでしょうか?

ここでは、第一生命の学資保険を検討している方に知ってもらいたいメリットを解説します。

保障内容が学資保険の中でトップレベルに充実している

学資保険の中で群を抜いて契約者の万が一に備えられるのが、この第一生命の「こども応援団(A型)」といえるでしょう。

こども応援団(A型)は、契約者が所定のがん、急性心筋梗塞、脳卒中、所定の要介護状態、所定の身体障害状態、死亡時に以降の保険料の払込が免除されます。

一方、他社の学資保険は、契約者が死亡した時のみに保険料払込免除となる場合がほとんどです。

同じ保障型のかんぽ生命の「はじめのかんぽ」やJA共済の「こども共済」でさえも、契約者が死亡か重度障害になった場合に保険料払込免除となるか、育英年金が支払われるのみにとどまっています。

がんや心筋梗塞、脳卒中といった三大疾患は日本人の死因の上位を占めているだけあり、罹患する確率は非常に高いと言えます。

また、治療には高額な医療費が必要になったり、長期入院を余儀なくされる場合もあります。

そういった場合にこれだけの範囲の保障がついていると心強いですよね。

保険料払込免除となる対象

第一生命「こども応援団」 かんぽ生命「はじめのかんぽ」 JA共済「こども共済」
所定のがん、急性心筋梗塞、脳卒中、所定の要介護状態、所定の身体障害状態、死亡時 死亡時か、重度障害になった場合 死亡時(育英年金あり)

安心・安全の業績と経営基盤

自分が支払った保険料が適切に運用され、満期にきちんと受け取ることができるか、保険会社の運用実績健全性が気になるところですよね。

保険会社の健全性や、支払い能力を見る指標として、ソルベンシー・マージン比率というものがあります。

一般的にこの比率が200%以上あれば、その保険会社は健全性が保たれており、予想外の事態が発生しても支払い能力があるとみなされます。

第一生命は、2019年12月末時点で、988.0%のソルベンシー・マージン比率を保っており、健全な経営基盤を持つ保険会社といえるでしょう。

第一生命の学資保険に加入するその他のメリット

子供の出生前でも加入できる

学資保険は妊娠中に検討する方が多いため、子供が産まれる前に加入できたら嬉しいですよね。

第一生命の学資保険はいずれのプランでも出生前加入特則によって、出産予定日の140日前から加入することができます。

子どもの出生前に学資保険に加入すると早く積立を始めることができる上に、契約者の保障も開始するので万が一の時のは手厚い保障を受けられることになります。

年末調整で控除される

生命保険に加入されている方は既に利用している場合も多い生命保険料控除ですが、学資保険の保険料も生命保険料控除の対象になります。

控除を受ける方法は比較的簡単で、保険会社から送られてくる「生命保険料控除証明書」という書類を記入し、会社員であれば11月頃に勤務先に提出すれば手続きは完了です。

自営業の場合は同じく生命保険料控除証明書を記入し、確定申告の際に税務署に提出するだけです。

この生命保険料控除証明書を無くした場合は再発行してもらえる場合がほとんどですが、時間がかかる場合もあるため大切に保管しましょう。

少しの手間でかなりの節税効果があるので、保険料控除の申請は忘れないようにしましょう。

第一生命の学資保険に加入する最大のデメリットは返戻率の低さによる元本割れ?

学資保険は決して安い買い物ではありません。ここまで第一生命の学資保険のメリットを紹介してきましたが、加入にあたってはメリットとデメリットを比較して慎重に検討する必要があります。

他社の学資保険と比較した、第一生命の学資保険ならではのデメリットもしっかり把握しておきましょう。

プランや契約者年齢によっては返戻率が低く、元本割れする

第一生命の学資保険、特に手厚い保障がついている「こども応援団」は契約者年齢によって、元本割れしてしまうことがあります。

契約者年齢による返戻率の比較を以下の条件でシミュレーションしました。

<こども応援団(A型)>
契約者:男性
被保険者:0歳
保険料払込期間:15歳まで
満期時期:22歳
基準保険金額:60万円

契約者年齢 30歳 35歳 40歳
返戻率 100.8% 99.9% 98.4%

このように、契約者が30歳時点では元本割れを起こしていませんが、35歳、40歳になるにつれて元本割れを起こしているため、払い込んだ保険料よりも少ない金額しか受けとることができません。

こども応援団は決して返戻率が高いというわけではなく、保障に重点を置いた学資保険となっています。

そのため、もともと返戻率が低い「こども応援団」を契約する際、契約者の年齢が高いと返戻率はどうしても下がってしまいます。

その分手厚い保障がついているからと妥協できるのか、元本割れをして損してしまうのは嫌か、人によって判断は分かれるところですので、よく検討してみてください、

ミッキーC型は告知が無い分保障がない

第一生命の学資保険のプランの中で唯一「ミッキーC型」は健康告知がないため、持病など健康状態に何らかの問題を抱えている方でも加入することができます。

それではなぜ保険料払込免除の保障が「ミッキーC型」に無いかというと、健康状態に問題を抱えた契約者が増えると、保険会社の支払いリスクが上昇していまうためその分を相殺するためです。

それでもさきほどの口コミ提供者のように、契約者の告知無しで入れる学資保険はほとんどないため、「ミッキーC型」持病のある方に人気のプランとなっています。

第一生命の学資保険のその他のデメリット

保険料のクレジットカード払いに対応していない

月払いであれば毎月支払う保険料ですが、クレジットカードで支払いができたら便利だなと思う方も多いと思います。

しかし残念ながら、第一生命の学資保険は保険料をクレジットカードで支払うことができません。

そのため、ポイントを貯めたり、クレジットカード会社の特典を受けることができなくなってしまいます。

最近はキャッシュレスの導入に伴って、クレジットカードを積極的に使っている方も増えているため、面倒に感じることもあると思います。

付加できる特約が「指定代理請求特約」のみ

第一生命の学資保険は、付けられる特約が「指定代理請求特約」の1つのみに限られています。

「指定代理請求特約」とは、ケガや病気などで契約者が学資金等を請求できない特別な事情があるとき、指定代理人が契約者にかわって保険金を請求できるというものです。(生命保険文化センター「指定代理請求制度って、どんな制度なの?」より

この指定代理請求特約は、追加の保険料なしで付帯することができるので契約者のいざという時のためにつけておくとよいでしょう。

ただ、こども応援団以外のプランを検討している方にとって、特約によって医療保障などがつけられないのは心もとないとは思います。

その際はこども応援団を検討するか、別に医療保険を契約するなどの対応を検討しましょう。

この記事のまとめ:第一生命の学資保険は保障が充実!保険料払込期間や祝い金の受け取り方法を選んで返戻率を上げる!

ここまで、第一生命の学資保険「こども応援団」「ミッキー」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事のポイントをまとめると、

  • こども応援団は、契約者ががん脳卒中になっても保険料払込免除の対象になる
  • 充実した保障がある「こども応援団」でも返戻率は100%を超えている
  • 三つのプランのうち、返戻率は最大で102.7%
  • 契約者・被保険者の加入年齢制限が厳しくない
  • 年齢制限は厳しくないが、加入者の年齢が上がると返戻率が落ちて元本割れする
  • ミッキーC型は加入にあたって告知が無いので、持病を持つ方でも加入できる
  • 保障が手厚いので、比較的保険料が高い

以上のようになります。

第一生命の学資保険の最大の強みは、学資保険の中でもトップレベルに保障が充実しているということです。

こども応援団 (A型)」では死亡時だけでなく、がん、急性心筋梗塞、脳卒中、要介護状態、障害状態でも保険料払込免除となり、これは他社の学資保険にはない特徴です。

また、これだけ保障が充実している「こども応援団」はモデルプラン通りに契約すれば元本割れしないため、保障貯蓄が両立されたバランスの取れた学資保険と言えるでしょう。

但し、先ほど返戻率の部分でも述べましたが、契約者年齢や被保険者年齢が上がれば返戻率は下がり、元本割れを起こしてしまうので注意が必要です。

 

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